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Archive for the ‘⑤おススメ展覧会情報’ Category

オススメ展覧会「京都-洛中洛外図と障壁画の美」

2013.10.11
京都展
★オモ3誠店長 感想★
平成館の展示は国の威信をかけて日本(一部東洋)美術を国民に知らしめる事を
目標にしており、毎回期待を裏切りません。
本展も7組の洛中洛外図屏風が一同に会する他、
二条城の障壁画をそのままの組み合わせで展示するなど大変力の入ったものです。
洛中洛外図は当時の京都の人気を示すもので、京の建物、人々、暮らし様などを
俯瞰で細密に描いた屏風です。
国宝の狩野永徳版は信長が謙信に贈ったもので、私が見ているその場所に
400年以上前に信長や謙信が立っていたと思うだけでゾクゾクします。
浮世絵の元祖とされる岩佐又兵衛版は2700人以上の人が描かれているとされる
人物表現がユーモラスで面白いです。
日本にもこんな美術があったのかと誰もが驚く展示です。
日本人ならどなたも足をお運び下さい。
大変な混雑が予想されますのでお早目に、また土日を避けて平日お昼にお越しください。
また、リニューアルオープンした東洋館で開催中の
「上海博物館 中国絵画の至宝」も合わせてお見逃しなく(無料です)。

 

東京国立博物館 (平成館)

【会期】2013年10月8日(火)~12月1日(日)
【休館日】毎週月曜日(ただし、10/14、11/4は開館)、10/15、11/5
【時間】 9:30-17:00(入館は16:30まで)
     毎週金曜日と11/2、11/3は20:00まで(入館は19:30まで)
【展覧会HP】http://www.ntv.co.jp/kyoto2013/

【お勧め度】 

        美術入門者       ★★★★☆     日本美術界の先人の迫力に圧倒されるでしょう。

     コアな美術愛好家  ★   マストです。
     日本画愛好家    ★ 5つ星では足りません、マストです。
                       双眼鏡をご持参下さい。     
     人物クラスの方    ☆☆☆☆  洛中洛外図の人物表現(小さいですが)は面白いです。

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230 
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】
 絵画教室アトリエ・エビス 
初心者からベテランまで。 
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。 
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F 
tel: 03-3719-4920 
mail:info@atebis.com

おススメ展覧会「国宝 興福寺 仏頭展」

2013.09.29
興福寺仏頭展-723x1024
★オモ3誠店長 感想★
アトリエでは通常絵画展以外(彫刻、写真など)はあまりお勧めしていませんが、
本展は国宝25点、重要文化財31点が集うありがたい展示のためあえてお勧めします。
興福寺は阿修羅像を初め、全国の国宝仏像彫刻のおよそ15%を所蔵する、まさに仏像の宝庫ですが、
今回はその内から「銅造仏頭」(白鳳時代)と十二神将像2揃いが来ています。

浮き彫りの神将像は大変ユーモラス、一方彫刻の神将像は極めて写実的と好対照です。
仏頭は何とも言えない有難いお顔をしておられます。
詳しい解説やデジタル技術を使った解説で現地とは違った見方が出来るのも魅力です。
日本に生まれて良かったなと思える展示です。

 ★スタッフ安倍 感想★

『白鳳の貴公子』と呼ばれる興福寺仏頭は、端整で静かな印象の美しさです。
対して薬師如来を守る役割の十二神将立像は、それぞれの個性を持ちながらどれも躍動感があり
ものすごく強そうです。
その強さの表現はどこからでるのか、表情か衣服かはたまたポーズか…一見の価値はあります。
興福寺現地ですと、仏頭と十二神将は別のところにあるだけでなく、ややお堂が暗いので
今回ほど詳細に見ることもできません。
展覧会HPもなかなか熱いので、こちらにグッときた方はぜひ美術館にもお越し下さいね。

HPはこちら

【会期】2013年9月3日(火)~11月24日(日)
【休館日】毎週月曜日(ただし、9/16、9/23、10/14、11/4は開館)、9/17、9/24、10/15、11/5
【時間】 10:00-17:00(入館は16:30まで)
【会場】東京藝術大学大学美術館
【アクセス】

 ■JR上野駅公園口、東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分
 ■京成上野駅、東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅より徒歩15分

【お勧め度】 美術入門者        ★★☆☆   時には仏像も如何ですか。
        コアな美術愛好家    ★★★★★   必見です。
        日本画愛好家       ★★★★★★ 日本美術全般を理解する上で必見です。
        人物クラスの方       ★★★☆☆    彫刻美術も、人物画の参考になるかもしれません。

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230 
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】
 絵画教室アトリエ・エビス 
初心者からベテランまで。 
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。 
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F 
tel: 03-3719-4920 
mail:info@atebis.com
 

 

おススメ展覧会「仙厓と禅の世界」

2013.09.29
sengai
★オモ3誠店長 感想★
仙厓(1750~1837)は、軽妙洒脱な筆致で描いた書画によって庶民を教化し、
“博多の仙厓さん”と慕われた江戸時代後期の禅僧です。
禅の教えを広めるため自らの得意とする画を活用して数多くの作品を残しました。
その絵は賛と共に大変ユーモアに溢れており、微笑みを誘います。
同じ江戸の白隠禅画に共通する要素があります。

 

出光美術館

【会期】2013年9月21日(土)~11月4日(月・祝)
【休館日】毎週月曜日(ただし、9/23、10/14、11/4は開館)、9/24、10/15
【時間】 10:00-17:00(入館は16:30まで)
     毎週金曜日は19:00まで(入館は18:30まで)
【会場】出光美術館
【アクセス】

     ■JR「有楽町」駅 国際フォーラム口より徒歩5分
     ■東京メトロ有楽町線「有楽町」駅/都営三田線「日比谷」駅 B3出口より徒歩3分
     ■東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅 有楽町線方面 地下連絡通路経由 B3出口より徒歩3分

【お勧め度】 

        人生にちょっと悩んでいる方  ★★★★★★ 禅の教えで心が鎮められます
        美術入門者             ☆☆☆☆☆   
        コアな美術愛好家         ★☆☆☆☆  
        日本画愛好家            ★★☆☆☆  水墨表現や文人画のお好きな方に
        人物クラスの方            ★★☆☆☆    人物の速写的表現はクロッキー好きの方には参考になるかもしれません。

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230 
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】
 絵画教室アトリエ・エビス 
初心者からベテランまで。 
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。 
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F 
tel: 03-3719-4920 
mail:info@atebis.com
 

 

おススメ展覧会「アメリカン・ポップ・アート展」

2013.09.27
pop
★オモ3誠店長 感想★
米国パワーズ夫妻の個人コレクションの展示です。
現代美術を語る時に欠かせない1960年代芸術運動を主導したウォーホル、リキテンスタイン、オルデンバーグ、
ローゼンクイスト、ウェッセルマンなどの作品を概観し、ポップ・アートを理解する大変良い機会です。
またポップ・アートに先立つネオダダの画家、ジャスパー・ジョーンズとラウシェンバーグのコレクションも見られるのが珍しく嬉しい所です。
現代の広告産業や芸術にもいまだにその影響を覗かせる芸術ですから是非勉強してみて下さい。
特にウォーホルのスクリーンプリント作品は大変に充実しています。

 

国立新美術館

【会期】2013年8月7日(水)~10月21日(月)
【休館日】火曜日
【時間】 10:00-18:00(入館は17:30まで)
     毎週金曜日は20:00まで(入館は19:30まで)
【会場国立新美術館
【アクセス】

 ■ 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
 ■ 東京メトロ日比谷線 六本木駅 4a出口から徒歩5分
 ■ 都営地下鉄大江戸線 六本木駅 7出口から徒歩4分

【お勧め度】 美術入門者        ★★☆☆☆  少々難解な絵も多いです。
        コアな美術愛好家    ★★★★★  必見です。
        日本画愛好家       ☆☆☆☆☆ 
        人物クラスの方       ★★☆☆☆   人物のポップな平面的表現は、参考になるかもしれません。

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230 
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】
 絵画教室アトリエ・エビス 
初心者からベテランまで。 
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。 
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F 
tel: 03-3719-4920 
mail:info@atebis.com

おススメ展覧会「竹内 栖鳳展 近代日本画の巨人」

2013.09.27

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★オモ3誠店長 感想★
京都画壇の近代化の旗手として多くの後進に影響を与えるなど、近代日本画史に偉大な足跡を残した画家の足跡を辿れる大変良い展示です。
彼はもともと京都の四条派に 学びましたが、積極的に他派の筆法を取り入れ、
また定型モティーフとその描法を形式的に継承することを否定し、画壇の古い習慣を打ち破ろうとしました。
特に1900年のパリ万博視察のための渡欧の際に数々の美術に触れ、実物をよく観察することの重要性を実感した事から、
西洋と肩を並べられるような美術を生み出そうという気概で、日本の伝統絵画の根本的理念をもう一度掘り起こそうとしたのです。
帰朝後に描かれた獅子図、像図、虎図、ローマの図など瞠目に値する大作が並びどなたも必見です。
日本にもこんな偉大な画家が居たのかときっと圧倒される事でしょう。


★スタッフ安倍 感想★

まず一番に目をひかれるのは、描かれた動物たちの『眼』です。

ぎゅっと描き込まれたその眼には、生命感が宿り 美しく惚れ惚れしてしまいます。
また栖鳳の線は本当に自由で、伸びやかで、見るものの心をさわやかにします。
この線は、日々の動物観察や写生によって培われたものでしょう。
日本画のジャンルに分類はされますが、西洋画の手法も見えますし
線の描き方や絵の描きどころなど、絵を描く方にとって大変勉強になる要素がつまっています。
展覧会最後に、瀑布図という滝の絵がありますが、その描き方、構図は現代の作品に負けないおしゃれさです。
ぜひ!

 

国立近代美術館

【会期】2013年9月3日(火)~10月14日(月・祝)
【休館日】月曜日(ただし9/16,9/23,10/14は開館)、9/17,9/24
【時間】 10:00-17:00(入館は16:30まで)
     毎週金曜日は20:00まで(入館は19:30まで)
【会場】国立近代美術館
【アクセス】 東京メトロ 東西線 「竹橋」駅、1b出口より徒歩3分

【お勧め度】 美術入門者        ★★★☆☆  この画家の名前を聞いたことのない方も足をお運び下さい。
        コアな美術愛好家    ★★★★★  必見です。
        日本画愛好家       ★★★★★★ 必見です。
        人物クラスの方       ★★★☆☆   人物はあまり描かなかった画家ですが、多数の動物画は参考になります。

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230 
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】
 絵画教室アトリエ・エビス 
初心者からベテランまで。 
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。 
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F 
tel: 03-3719-4920 
mail:info@atebis.com

おススメ展覧会「レオナール・フジタ ― ポーラ美術館コレクションを中心に」

2013.09.26
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★オモ3誠店長 感想★
第1次世界大戦と第2次世界大戦の狭間のパリで花開いた、エコール・ド・パリの時期に海を渡った画家の展示です。
当時、白地に細い墨線で描いた裸婦像がパリで大変な話題になりました。彼は戦中は日本に戻り悲壮な戦争画
を多数描いたり、戦後は再度フランスに戻って洗礼を受け、宗教画を描いたりと多彩な活動を見せます。
また彼は猫の絵でも有名です。
今回の展示は箱根のポーラ美術館の所蔵品が中心で、そうした彼の画業全般を見渡せるものではありませんが、
素晴らしい裸婦像が数点あり、また子供がいろいろな仕事をしている絵が多数あったりと、人物系やイラスト系
の絵の好きな方にはお勧めです。


Bunkamura ザ・ミュージアム

【会期】2013年8月10日(土)~10月14日(月・祝)
【休館日】会期中無休
【時間】 10:00-19:00(入館は18:30まで)
     毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
【会場】Bunkamura ザ・ミュージアム
【アクセス】 ■JR線「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分

       ■東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩7分

       ■東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」3a出口より徒歩5分

【お勧め度】 美術入門者        ★☆☆☆☆
        コアな美術愛好家    ★★★☆☆  ポーラの彼の所蔵品を見ていない方にはお勧めです。
        日本画愛好家       ☆☆☆☆☆
        人物クラスの方       ★★★★☆   人物画、イラスト系の方には大変参考になると思います。

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230 
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】
 絵画教室アトリエ・エビス 
初心者からベテランまで。 
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。 
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F 
tel: 03-3719-4920 
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おススメ展覧会「レオ・レオニ 絵本のしごと」

2013.07.07

★展覧会概要★
小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』で知られるレオ・レオニは、
オランダで生まれ、グラフィック・デザイナーとして活躍後、49歳から絵本を描き始めた作家です。
水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を使って、美しい想像の世界を作り出し、
読む人を軽々と空想の旅へ引き込んでしまうレオニは、「色の魔術師」と称されています。
本展では、絵本原画約100点、さらに油彩、彫刻、資料など約30点により、レオニの作品世界が紹介されています。

★スタッフ鈴木 感想★
とてもかわいい作品が多数!!
ちぎり絵、フロッタージュ、判子絵、鉛筆画…絵本によって色んな描き方がされています。 
レオニはグラフィックデザイナーでしたので、1枚1枚に洗練されたデザイン力を感じます。
会場にはレオニの絵本がたくさん置いてあるので、童心に帰りながらゆっくり見られます♪
かわいい絵が好きな方、癒されたい方にはおすすめ!
グッズ売り場は混んでいますが、かわいいグッズが沢山です★
(鈴木はだいぶ散財しました…)

Bunkamura  ザ・ミュージアム
「レオ・レオニ 絵本のしごと」

【会期】2013/6/22(土)-8/4(日)
【休館日】会期中無休
【時間】 10:00-19:00(入館は18:30まで)
     毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
【会場】Bunkamura  ザ・ミュージアム
【アクセス】■JR線「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分
       ■東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩7分
       ■東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」3a出口より徒歩5分

 

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230 
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】

 絵画教室アトリエ・エビス 

初心者からベテランまで。 
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。 
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F 
tel: 03-3719-4920 
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おススメ展覧会「ファインバーグコレクション展 江戸絵画の奇跡」

2013.06.24

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★オモ3誠店長 感想★
 現代の米国人コレクターの作品展示です。江戸期の庶民派の主な画師の作品が並びますがいずれも優品です。
宗達、抱一、基一など琳派、大雅、蕪村、文晁など文人画、応挙、呉春など円山四条派、若冲、蕭白など奇想派
などなど作品はバラエティーに富みます。普段なかなか見られない画師の作品もあり日本画ファンには必見です。
個人的には抱一の十二カ月花鳥図の揃いが特に見物と思いました。

江戸東京博物館

【会期】2013年5月21日(火)~7月15日(月・祝)
【休館日】月曜休館(7月15日(月・祝)は開館)
【時間】 午前9時30分-午後5時30分
     土曜日は19:30まで(入館は閉館30分前まで)
【会場】江戸東京博物館
【アクセス】 JR総武線・都営地下鉄 大江戸線 両国駅西口徒歩2分
       都バス 錦27・両28・門33・墨38系統、墨田区内循環バス
       「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」都営両国駅前、徒歩3分

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230
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【姉妹校】
絵画教室アトリエ・エビス
初心者からベテランまで。
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F
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おススメ展覧会「ソフィ・カル ー最後のとき/最初のとき」

2013.06.16

Sophie

★スタッフ安倍 感想★
 写真・映像とテキストで見せるフランス人作家です。
時にはインスタレーションも使用し、物語性のある独特の見せ方をしているのですが
そこから浮かび上がってくるのは、『見ることとは』『美と何か』という根源的なテーマです。
 本展覧会では、今まで海を見たことのない人たちが初めて海を見る様子を映像で見せる
『海を見る』と盲目になってしまった人たちの最後に見たイメージを取材し写真とテキストで
つづった『最後に見たもの』の2シリーズから構成されています。
テーマとしては深いところにありますが、見せ方はシンプルで分かりやすいです。
—————————————————————————————-
 原美術館自体も、割と美術初心者でも親しみやすいところなのでオススメです。
原美術館には奈良美智や須田悦弘、宮島達男、森村泰昌などのパーマネントコレクションが、
あらこんなところに、という場所にあるので、それを見つけるのも楽しいかもしれません。
 カフェでは、展示をイメージしたケーキが販売されています。空いている平日はテラスで
のんびりもできます。ミュージアムショップもおしゃれです。

原美術館

【会期】2013年3月20日(水・祝)- 6月30日(日)
【休館日】月曜休館
【時間】 午前11時-午後5時
     水曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
【会場】原美術館
【アクセス】 JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/
       都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
tel: 03-6311-0230
mail:info@artomo3.com

【姉妹校】
絵画教室アトリエ・エビス
初心者からベテランまで。
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。
明るくのびのび描けるアトリエ。
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-13-10 ピオスコート1F
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おススメ展覧会「貴婦人と一角獣」

2013.06.05

kihujin

★川嶋講師 感想★
 フランス国立クリュニー中世美術館に所蔵されており、フランスの至宝ともいわれる「貴婦人と一角獣」の
6連のタペストリーの展示です。
 そこに織られた貴婦人と一角獣の物語は、中世の貴族社会が結晶化したような作品です。
ル・ヴィスト家の為に制作され、城館を飾っていたタペストリーは城主の素養を示す装飾品でした。
5帳のタペストリーには人間の五感が寓意化され、6帳目は「我が唯一の望みに」というタイトルがついています。
これは「第六感」を表すとも、「欲望」を表すとも言われ、謎に満ちています。
 6帳のタペストリーは共通項が多く、背景は多くの花が織られた「千花文(ミル・フルール)」という様式で、
そこに浮かぶ「緑野(ヴェルデユール)」はマリアの閉ざされた子宮を意味します。また、松(復活、不死)
柊(永遠の命、受難)樫(不死)鷹(善人、異教徒)羊(生命の発育)猿(貪欲)獅子(ル・ヴィスト家の出身地を示唆)
など様々な寓意に彩られています。
 このタペストリーはイメージがいいのか、エンターテーメントでもよく使われます。
映画ハリー・ポッターの学校内に飾られていたり、アニメ機動戦士ガンダムユニコーンにも出てきました。
展覧会は6帳のタペストリーが中心なので、非常に少ない展示品ですが、一見の価値ありです。
タペストリーは「荘厳」の一言(仏教用語ですので変な感じですが)!

★オモ3誠店長 感想★
 このフランスの至宝が日本で見られる事自体が奇跡です。モネやゴッホの様に絵の方から心に飛び込んで来る
ものではありません。古い織物のため、色彩は抑えられていますし、図柄も様式化されているからです。
ですからご自分の心を最大限に開いて500年前の中世美を感じ取って下さい。デジタル画像による解説も充実
してるので、それらを見てから再度見直すのも良いでしょう。
 この展示がなじみのない欧州中世美術への皆さんの興味を呼び覚ます機会になる事を期待しています。
日本画との共通項も多いので日本画クラスの方には是非お運び頂きたいです。

 
国立新美術館

【会期】2013年4月24日(水)~7月15日(月・祝)
【休館日】火曜休館
【時間】 午前10時-午後6時
     金曜日は午後8時まで(入館は閉館30分前まで)
【会場】国立新美術館
【アクセス】 東京メトロ千代田線 乃木坂駅、日比谷線・都営地下鉄大江戸線 六本木駅、より徒歩5分

絵画教室アトリエ・オモ3
ちょっとオシャレでプレミアムなスクール。
日本画・静物(油彩・水彩・デッサン)クラス。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5丁目6-13ヴァイス表参道3-A
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初心者からベテランまで。
静物・人物・クロッキー会・ジュニアクラス。
明るくのびのび描けるアトリエ。
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