おススメ展覧会情報「江戸の狩野派ー優美への革新」

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おススメ展覧会情報「江戸の狩野派ー優美への革新」

2013.11.15

★オモ3誠店長　感想★

室町・戦国・江戸と武家社会の画業の中心を独占してきた狩野派。

狩野探幽は京都展の洛中洛外図屏風を描いた永徳の孫に当たる絵師で

家康に京都から江戸に召しだされ、以降強大な絵師ピラミッドを築いた人物です。

その探幽を中心に江戸狩野派絵画の流れを追います。

円山四条派や琳派に比べて模写を中心とする狩野派は退屈という印象ですが、

３００年以上もの間、画壇の中心を席巻した絵は流石の筆力と言えます。

なかなかまとまって見られない探幽の絵も多くあり、日本画通には是非見逃して頂きたくない展示です。

出光美術館

【会期】2013年11月12日（火）～12月15日（日）
【休館日】毎週月曜日
【時間】 10：00－17：00（入館は16：30まで）
　　　　　毎週金曜日は19：00まで（入館は18：30まで）
【展覧会HP】http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html

【お勧め度】

　　　　　美術入門者　　　　　★★★☆☆　　　日本画を見た事がない方には退屈かもしれません。

　　　　　コアな美術愛好家　　★★★★☆　　　この絵師の絵はまとまって見る事は稀なので、この好機を逃さないで下さい。

　　　　　日本画愛好家　　　 ★★★★☆　　　流石の筆力、安定した画風、制作の参考になります。

　　　　　人物クラスの方　 ☆☆☆☆☆